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20歳前後は30万円程度の年収差ですが、 30歳を超えるとその差は広がり、 最大で357万円という格差が生まれます。 妊娠、出産、そして育児。 どうしても仕事から離れなければいけない時期があります。 それは社会全体でサポートする必要があるでしょう。 仮に、この収入差で離婚をするなど離れた場合に、 男性は収入がありますが、女性にはありません。 この点も、とても大きな問題です。 また、「男性が仕事、女性が家庭」という価値観や慣習は、 今もまだ根強く残っています。 仕事/家事/育児、どこに重きを置くかということは、 性別によって決められるものではなく、 それぞれの特性や技能によって、個人の意志で決められるべきことです。 「お金の男女平等」を目指すということは、 「家事育児の男女平等」を目指すということ。 男女問わず、自分の人生に選択の自由を持てる、 そういった社会へと変わっていく必要があるのではないでしょうか。 -<a style="color:#000000" href="https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2020/pdf/000.pdf" target="_blank" rel="noopener noreferrer">国税庁「民間給与実態統計調査」（令和2年）</a>より

お金の男女平等はまだまだ遠い道のりです

「女性の社会進出」に違和感を覚えるほど、 女性の生き方に多くの選択肢が生まれ、 それが「当たり前 」になりつつある現代。 生き方に決して正解はありません。 年齢や人生のフェーズ、 そして個々の性格や価値観においても歩む道はそれぞれです。 ひとつの価値観や正解を目指してではなく、 個々が自身の幸せについて悩み迷いながらも進んでいく、 そんな時代にどんどん近づいているように思います。 しかし、自立した女性が増えている中でも、 歳を重ねることで感じる焦りや不安、社会からのプレッシャーが 存在している事もまた事実です。 その最たるものが“結婚”ではないでしょうか。 SNSの普及により他人の幸せが可視化される今、 知り合いの結婚ラッシュや、歳の違う女性の生き方と比べて、 焦りを感じてしまう事もあると思います。 結婚は“30代までに”という古くから伝わるプレッシャーもあり、 キャリアや自分らしい生き方を考えながらも、 焦りや圧迫感との板挟みに苦しむ事もきっとあるかと思います。 しかし、そもそも現代における女性の平均初婚年齢は、約30歳。 40年前と比べると、男女ともに4歳以上も遅くなってきているようです。 結婚の形も、タイミングも、結婚に求めるものも、 時代によって移り変わっていきます。 幸せの形は不変ではないし、1つではありません。 ましてや、女性の幸せに賞味期限なんてあるわけがありません。 結婚は１つしかない人生のゴールなどではなく、 数ある選択肢の中の「ひとつ」なのではないでしょうか。 -<a style="color:#1d1c1d" href="https://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/whitepaper/measures/w-2018/30pdfhonpen/pdf/s1-3.pdf" target="_blank" rel="noopener noreferrer">内閣府「平成30年版少子化社会対策白書」</a>より

女性の幸せに、賞味期限なんてありません。

日本では、民法750条により、 「夫婦が同姓を名乗る」ことが義務付けられています。 しかしこれは世界でも稀にみる制度です。 男性側の姓が選択されるのは95%、 女性の姓が選択されるのはたったの4%です。 そのため、法律結婚という形をとらずに 事実婚という形をとることが増えてきているようです。 しかし、そういった選択肢を取るカップルは、未だ1％ほど。 事実婚の場合、パートナーが手術を受けることになった場合に 親族として同意書にサインできないなどデメリットもあります。 法律の問題だけでなく、 結婚後は「男性の姓を名乗るべし」という 社会的な空気が確かに存在しています。 男性のみなさんは、“自分の名前が変わる”という可能性を 自分ごととして感じたことがあるでしょうか。 昨今、女性も男性と同じように社会にでている時代です。 仕事をする上で、名前が変わることによる弊害や手間は確実に存在します。 そもそも、名前を変えることによるアイデンティティの変化や気持ちの問題もあるでしょう。 どちらの姓を選ぶのか、女性も男性も性差なく、 自己に決定権があるという事が大切なのではないでしょうか。 もっと「夫婦別姓の自由」が認められる社会へ。 LADYKNOWSも取り組んでいきたいと思います。 -<a style="color:#1d1c1d" href="https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/konin16/dl/gaikyo.pdf" target="_blank" rel="noopener noreferrer">厚生労働省『平成28年度人口動態統計報告－婚姻に関する統計－の概況』</a>より -<a style="color:#1d1c1d" href="https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/001_1.pdf" target="_blank" rel="noopener noreferrer">厚生労働省『人口減少社会に関する意識調査』（平成27年）</a>より

「妻は夫の姓を名乗るべき」そういう風潮は過去のものにしましょう。

不妊症、と聞くと女性の問題であるかのように捉えられがちですが、 不妊症の原因の約48％には男性が関係しています。 &nbsp; 不妊の原因のひとつには卵子の老化がありますが、 年を重ねるにつれて精子も老化していくものです。 &nbsp; 不妊症で女性が悩むケースが多くあると聞きますが、 それはパートナー同士で取り組むべき問題です。 &nbsp; もしも「不妊症は女性の話」「婦人科で女性が治療を受けるもの」と思っている男性がいたら、必ずしもそうではないと知ってほしい。 &nbsp; 「何が原因かは分からないから、一度2人とも検査してみよう」と考えて、パートナーと病院の受診を検討してみてください。 &nbsp; 子供は女性一人で産むのではありません。 パートナーの二人が共に手を取り合って初めて、 新しい命を迎える準備が整うのだということを 忘れてはいけないように思います。 &nbsp; -「WHOによる7273のカップルの不妊症の原因調査」より

不妊症は「女性の話」。そう思っていませんか？

図は「健康診断を1年以上受けてない人」の割合。 自分を知る「健康診断」が大事だとはわかりつつ、 まだまだ受けられていない人が多くいることがわかります。 中でも、20代、30代の女性が最も健康診断を受けておらず、 30代女性にいったっては40%もの人が受診できていません。 健康診断は多くの人が会社などの組織で受けています。 男性に比べ女性の方が正規社員の割合が少ないことや、 出産・育児などで時間がとれないことなどが原因として考えられます。 また、今の健康診断は率先して「行きたい」と思えるような 場所になっていないことも問題かもしれません。 しかし20、30代女性でもかかる病気は数多くあります。 例えば、子宮頸がん。 20代後半から患者数が増加する病気だといわれていますが、 この病気は早期発見すれば完治を目指すことができるもの。 20、30代女性を中心に、 みんながもっと気軽に診断に行けるように。 それがLadyknowsで実現したいことのひとつです。 -<a style="color:#000000" href="https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa19/dl/04.pdf" target="_blank" rel="noopener noreferrer">厚生労働省「国民生活基礎調査の概況」（令和元年）</a>より

じぶんのこと、本当に理解していますか？

日本の上場企業における女性役員数は100人に7人。たったの7.5%です。 化粧品やファッション、女性用品、街を見渡せば、女性のためのサービスが溢れています。そもそも日本の人口は、半分以上が女性です。そう考えると、「女性の役員が7.5%」というのは、まだまだ少なすぎる数字だと思います。 しかし、ほんの10年ほど前、女性の役員はたった1.6%ほどでした。着実に女性役員が増えてきているのも事実です。 ビジネスにおける女性の進出が進めばきっとビジネスのあり方も変わっていきます。日本経済を次のステージへと動かすためにも、女性役員の増加が一つの鍵になりそうです。 -<a style="color:#1d1c1d" href="https://www.gender.go.jp/policy/mieruka/company/yakuin.html#04" target="_blank" rel="noopener noreferrer">内閣府男女共同参画局「上場企業における女性役員の状況」</a>を元に作成